こんばんは。すももももこです。
今日は、春の風を感じました。もう2月中旬ですね。
旅に出ていた1カ月前は、本当に寒かったのに、もう季節が変わろうとしています。
1日目の夜:下部温泉でひとり旅館
下部温泉駅から5~10分歩いたら、温泉町が現れました。
冬だからなのか、通る人があまりいない静かな町。
山梨のワインも美味しいですよね。
でも、一人で一本は無理だな……
前日の夜、予約した「大黒屋」という旅館に着きました。
じゃらんで探してたら、一人旅のプランがちょうどあったのでこれだと思って。
一人で旅館に泊まるのは初めて。
40代ぐらいに見える女将さんが親切に部屋まで案内してくれました。
畳の匂いがしました。(当たり前だけど)
ん~いい匂い。
ベランダに出たら、小川が見えました。
夏はベランダで小川の風に吹かれながらビールを飲むと気持ちよさそう。
部屋の偵察が終わったら、おいてあるクリームサンドのお菓子と一緒にお茶を飲みました。
他のハイボールやお菓子は、非常食糧として持参してきたものです。
お茶を飲みながら、お風呂の案内や晩御飯の時間などを確認しました。
温かい湯に10分間浸ったあと、冷たい湯に20分間か。
かしこまりました。
女はえのき...じゃなくて、ひのき風呂でした。
冷たい湯が冷たすぎて5分で限界を感じ、温かい湯に逃げました……
あとで入ってきた方が20分近く入っているのを見てすごいなーと感心していたら、
「他の温泉では冷たい湯に長くいると、後で暖かくなるけど、ここは暖かくならないね、さむい~」
と笑いながら言いました。
お風呂のあと、夕食を食べに1階に向かいました。
鍋の中には玉ねぎとお肉が入っていましたが、イノシシのお肉だったか豚肉だったか謎です。美味しかったですが、こんな料理を一人で黙々と食べるのはもったいない気がしました。^^;
隣にも一人旅の男性が食べていたので、美味しいですねとか話しかけたかったのですが、真ん中のあれもあって結局声をかけられませんでした。
違う部屋からは、テレビの音や、お年寄りの賑やかな声が聞こえました。
隣の方は先に食べ終わると、日本人特有のジェスチャー、片手を鼻の前に立ててすみませんすみませんと言うような動きをして通り過ぎました。
その時、初めて顔が見えたのですが、思ったより若く30代ぐらいの方でした。
部屋に入って次の日の予定などを考えたり、お酒を飲みながら持ってきた村上春樹の小説をゴロゴロしながら読んでいたら、旅の疲れがあったためか、10時ぐらいには眠ってしまいました。笑
2日目:下部温泉の宿から出発
6時に起きてゆっくり周りを散歩したり、お風呂入ったりすることを予定していましたが、つい朝寝坊してしまいました。
起きて急いで温泉に入って、急いで食事処に。
やっぱり、旅館の朝ごはんって美味しいですね。
隣の一人旅の男は、朝ごはんもまた早く食べて、夜と同じすみませんすみませんの動きをしながら前を通り過ぎました。
駅に向かっている途中でちょうど朝市が開かれていました。
おばあさんが強く勧めてくれたこんにゃくは汁をこぼす危険があったので、干し柿を買いました。
★壁に貼ってあった下部温泉情報
毎週日曜日に開かれるみたいです。
500円でいろんな宿の温泉行ってみるのもいいですね。
「北の国から」を思い出した駅の待合所で記念写真を。
寒かったので温かい缶コーヒーを買って身延線の電車を待っていました。
つづく