先週、夫が入院する日。
玉三郎は夫のかばんを見て、なにか考え事をしている様子でした。
雨だったら諦めようとしましたが、晴れてきたので
バイクに乗って、病院に向かった夫。
夫がいなくなってから、1階のソファでの滞在時間が長くなっている玉三郎。
向こうには、アキも丸くくつろいでいます。
顔は無表情だけど、ゴロゴロと感情を隠せない男。
この日、私はインスタントラーメンで晩ごはんを済ませましたが、
夫は栄養バランスは良さそうだけど、どこか寂しそうな病院食を食べました。
スイカが美味しそうでした。
そのあと、送ってくれた写真。
やっぱり足りなかったようです。
私がおすすめしていた韓国ドラマを見ていました。
翌日は、手術の日。
9時前に病院につかないといけなくて、久しぶりに6時に起きて…
余裕をもって出たものの、電車の乗り換えで2回もミスをしてはらはらしながら、ぎりぎりに到着。
受付で「手術の付き添い」を「付き合い」と間違えたり。
新型コロナのため、病室には入れず。
夫の顔を少し見て、すぐ手術室へ。
手術センターに入った夫に看護師さんが頭にかぶるものを渡しているのが見えて…
丸刈りの夫が頭に青いものを着用していました。
他の看護師さんから3~5時間かかると案内され、終わったら知らせてくれるベルを渡されました。
1階のローソンでおにぎりとパンを買ってきて、がっつり食べながら待機。
胆のうをとるために、穴を4つ空く… わりと軽い手術だったから、そんなに心配してなかったのですが、
ほぼ5時間後にベルがなったから、少し嫌な予感がしました。
お医者さんがいるところに行ったら、夫の体からとった胆のうが真っ先に見えて…
それが牛タンのような感じだったから、当分牛タンが食べられなさそうだなと思いました。
穴を開けてみたら、思ったより炎症がひどくて他の臓器についていたりして取るのが大変だったから、安全のため、切開に切り替えたとのこと。
そのあと、麻酔から起きた夫に会えましたが、眉間に強烈にシワが寄っててめちゃくちゃ痛そうな顔だったからほぼ話ができず…
ベッドにのせられ、病室に運ばれていく夫の姿を見て家へ。
家についたら、午後4時過ぎで… 猫たちにご飯を。
私もご飯を食べたら、眠くなって寝入って… 起きたら外は暗くなっていて。
夫のラインが全然既読にならなくて心配でしたが、夜10時くらいにLINEが来て。
夫の今の写真と「マシュー」というメッセージが届いてました。
鎮痛剤が全然効かなくて痛いとのことで、私が言うことに「お」「お」しか言わなかったのですが、返信が来てひと安心。
15cmも切られたらそりゃ痛いだろうな…と心配にもなったけど。
今日写真を見ている時に偶然見つけた写真で、2年前のマシュー。
マシューはすい臓がよくなくて、最後も… 心臓よりは臓器からの痛みのような感じだったから…
夫は痛みを感じるたびに、マシューもこんなに痛かったのかなと…。
写真を見ると、また切なくなります。
夫がいない間、なぜか玉三郎が私にもっと懐いてくれて。
くっついて寝てくれたり、マシューと同じような行動パターンも多く、癒やされています。
マシューとミルは、いま夫の病室にいるような気がします。